熱溶解積層(FDM)方式の3Dプリンターで造形したモデルは大きく分けると3つの要素で構成されています。
壁は造形物の形状です。3Dプリンターは主に底面から造形が始まり、側面(壁)、内部充填(内部構造)、上面を造形する工程を繰り返して造形します。壁の枚数が多いほど強度が上がります。壁を造形するにあたって重要なのがノズル径です。
造形の際にノズル径よりも細い幅の箇所があると造形不良となることがあります。これは壁の造形でも同じで、3Dプリンターの平均的なノズル径0.5mmよりも細い部分は造形ができず、強度も保てません。そのため、ある程度の強度を維持できることを考えると最低2.0mmの壁の厚みが必要です。
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