サポートとは、3Dプリンターで造形をする際に、造形を補助するために造形する支え用の材料です。
目的の造形物とは別のサポート用の材料を使用します。例えば熱溶解積層(FDM)方式だと造形物の下部から造形します。造形したいモデルに勾配やオーバーハング形状がある場合、支えが必要な箇所が固まるまでに下に落ちてしまい、造形不良になります。
そのため、固まるまでに下支えしてくれる仮の足場を作ります。このサポート材が付いた面のことを、サポート面と呼びます。サポート材は、造形をする上で一時的に必要となるだけなので、造形後には除去します。サポート材が付いていた面は、見た目と触り心地が悪くなるので仕上げ処理が必要です。外観が重要な面はサポート材が付かないように、造形する向きを工夫することもあります。
造形完了後にサポート材は取り除きます。その方法は切る・溶かすなど使用する3Dプリンターの機種や素材の種類によって変わります。
熱溶解積層(FDM)方式の3Dプリンターの1つでは、サポート剤をアルカリ性の溶液に入れて溶かします。この方法はサポート材を切ったり手で剥がしたりする方法よりも、造形物を傷つける可能性が低くなります。水溶性のサポート材といった安全面、効率面にも優れたサポート材も開発されています。
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