光造形方式は液体状の光硬化性樹脂に紫外線レーザーを照射することで樹脂を硬化させる造形方式です。槽に入れられた樹脂に選択的にレーザーを当て、一層ずつ固めて立体的に作り上げていきます。積層ピッチは0.005mm~0.15mmと高精度の出力が特徴です。エポキシ、アクリルなどの素材を出力できます。
他の方式と比べて造形速度が速く、高精度の出力ができます。熱溶解積層(FDM)方式や粉末焼結方式による造形品のような表面の積層痕や粉っぽさがなく、滑らかな表面に仕上げることができます。
素材の光硬化性樹脂は耐候性が低く、直射日光に当たると劣化します。造形終了まで液状の樹脂に浸っているので、造形後の未硬化樹脂の洗浄など、後処理の手間がかかります。
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