スライスデータは3Dモデルを層ごとに分割したデータです。
機械加工におけるNCデータのようなイメージです。3Dプリンターは積層して造形していくため各層ごとにノズルの動きを設定します。スライスデータに従ってノズルが移動し材料が積層されていきます。
基本的には3Dデータをスライスソフトに読み込み、積層ピッチ、素材、充填率、サポートの設定、壁の厚み等を入力すると自動でスライスデータに変換されます。強度が必要な箇所と不要な箇所で材料の充填率を分けるという具合に自分で層ごとに設定することもできます。
スライスデータから造形のシミュレーションで、造形時間と必要な素材の量、薄肉の箇所にどのくらい材料が充填されるか、微小形状の再現性が確認できます。
DDD FACTORYの提供する3Dプリンター出力サービスは、樹脂・金属素材から最適な加工条件での部品製作をご提案させていただきます。データがあれば最短見積もり30分以内、最短当日出荷での対応が可能です。工場の状況などにより特急納期が不可の場合もありますが、試作・製作依頼先の候補として考えていただければ幸いです。
2D図面、現物からの製作も承ります。3Dデータを用意できない環境の方や手間を減らしたい方向けに、3Dデータ作成代行オプションもご用意しております。製品開発の試作、部品の製作は当社にお任せください。材料選定のご相談から対応しております。お気軽にご相談ください。