レジンは樹木から分泌され固まったような天然樹脂を含む樹脂全般を指します。
同じく樹脂がプラスチックと呼ばれることもありますが、こちらは主に合成樹脂や合成樹脂を成形、硬化させたものを指す意味で使われます。
レジンには光硬化性のレジンとエポキシレジンの2種類があります。光硬化性のレジンは一液性で特定の波長の光を当てることで硬化します。一般的にはUVレジンと呼ばれる紫外線で固まるレジンが知られています。
短時間で硬化させられるのが特徴です。エポキシレジンは二液性で主剤と硬化剤を混ぜることで化学反応を起こして硬化します。固まるまでに時間がかかりますが、光を当てる必要がないので透明ではなくても硬化できるのが特徴です。光造形の3Dプリンターでは光硬化性のレジンが使われています。
熱溶解積層方式のように熱で溶かす必要がないので、耐熱が必要な造形も可能です。光を当てて硬化させるという性質から素材の透明度が高く、染料を加えることでフルカラーで造形することができます。
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