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造形前準備

加工

3Dプリンターで造形する前に必要な準備です。
下記の準備が終わってからでないと機械を動かして造形をスタートすることができません。

1.スライスデータの準備
スライスデータとは、3Dデータを層ごとに分割したデータのことです。
このスライスデータに沿って材料が積層されていきます。

2.造形プログラムの設定
基本的な設定は積層ピッチ、材料の充填率、壁の厚み、サポート材を付ける箇所を調整します。
より詳細な調整になると、ノズルの移動スピード、材料の射出量、冷却ファンのスピードの調整などがあります。このプログラム従って機械は動きます。

3.材料のセット
造形に使用する材料を機械にセットします。
使用する予定の材料に対して、セットされている材料が不足していると途中で造形がストップしてしまいますので事前に確認しておきます。

4.ベッドレベルの調整
造形のベースとなるベッドの平面度を調整します。ベッドが傾いていると真っ直ぐ積層されず、傾いて隙間ができて造形不良の原因になります。

5.温度調節
ノズルの温度、ベッドの温度を高温に維持します。
高温で材料を溶かして積層していくためノズルの温度は200°以上になります。
また、ベッドの温度が低いとベッドから材料が剥がれてしまい造形不良になりますのでベッドも同じく高い温度で維持します。

ここまで準備が終わってようやく機械を動かすことができる状態になります。

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