インサートねじの一つ。「E-サート」とも言います。
ヘリサートとは、ステンレス材のコイル状の部品で、樹脂やアルミなどの軟らかい材料のねじ穴にはめ込み、めねじやボルトの補強材として使用します。
ヘリサートには長さが異なる「1D」「1.5D」「2D」の3種類あり、それぞれねじの呼び径(D)に対して何倍かを示します。例えばM6の場合1Dは6×1=6mm、1.5Dは6×1.5=9mm、2Dは6×2=12mmとなります。
また、ヘリサートには挿入時に工具をひっかける爪(タング)があるものと無いものの2種類があります。ヘリサートを挿入するには、下穴をあけた後ヘリサートの用のタップでねじ切りをします。ねじのサイズに適応するドリル径で母材にタップ下穴をあけた後、ヘリサート用のタップを立てます。
3Dプリンター出力品の場合では、3Dプリンターで下穴を加工し、その後タップ加工を行いヘリサートを挿入する流れで加工します。
DDD FACTORYの提供する3Dプリンター出力サービスは、樹脂・金属素材から最適な加工条件での部品製作をご提案させていただきます。データがあれば最短見積もり30分以内、最短当日出荷での対応が可能です。工場の状況などにより特急納期が不可の場合もありますが、試作・製作依頼先の候補として考えていただければ幸いです。
2D図面、現物からの製作も承ります。3Dデータを用意できない環境の方や手間を減らしたい方向けに、3Dデータ作成代行オプションもご用意しております。製品開発の試作、部品の製作は当社にお任せください。材料選定のご相談から対応しております。お気軽にご相談ください。