DDD FACTORYは樹脂・金属の切削加工、3Dプリンター出力を扱うパーツメーカーです。機械部品の試作から量産まで製品開発のあらゆる段階での製作依頼を頂いています。この記事では通常の製品開発の流れをおおまかに5段階に分け、プロセスごとの課題や問題点をDDD FACTORYではどう改善・解決できるかについてご紹介します。
樹脂・金属の切削加工および3Dプリンター出力に対応しているので、この段階で目的や要望に応じて、素材や加工方法の提案をすることができます。機械部品の加工方法、素材に精通しているからこそ、コストや納期に柔軟に対応することができます。実は部品に求められるスペックを損なうことなく、材料の型番を変更したり、一部形状を変更することで、加工費が大幅に変わることもあります。
切削加工か3Dプリンター出力か、といった加工方法の選択でも部品の形状、数などの条件によって最適は変わります。もちろん完全に図面通りの条件での製作も承りますが、「実際この材質である必要はない」「ここのぬすみの形状は変更しても問題ない」といった場合に、短納期・低コストで製作できる条件を提案させて頂きます。
また、量産を見据えた時に量産時の納期とコストもできるだけ早くに欲しい情報かと思います。基本設計段階でも概算見積もりをご案内できる場合もありますので、一度ご相談ください。それにより、予算取りや社内の調整を事前に済ましておくことも可能です。これは試作から量産まで一貫対応できるDDD FACTORYだからこそ提供できるサービスです。
※条件によっては概算見積もりができない場合もございます。予めご了承ください。
通常は寸法入りの2Dデータ(もしくはPDF図面)を用意する必要がありますが3Dプリンター出力であれば3Dデータのみで造形可能ですので、すぐに一次試作に取り掛かることができます。さらに、形状や材質などの条件によっては、当日出荷も可能な場合もあります。切削加工であれば数週間かかるものでも、数日で試作品が手元に届きます。
これにより、今まで大きな課題となっていた部品が手元に届くまでの待ちの時間が大幅に削減でき、製品開発のスピードアップを図ることができます。
3Dプリンター出力であれば、変更があったとしても3Dデータを修正するだけで、すぐに新たな試作造形に移れます。切削加工は、少しの変更でもその内容によっては大幅にコストが上がる場合があります。例えば、穴径を深くすることで、工程が増えることになればその分コスト増です。その点、3Dプリンターだと材料費の変動のみに抑えることができます。
実際の性能を確かめるために、本試作として切削加工で部品を製作する段階があります。DDD FACTORYでは樹脂部品・金属部品が混在する一式注文でも対応できます。社内では品質管理部が最新の検査設備で検査を行っておりますので、高い精度要求にも応えることができます。2020年10月実績での良品率は99.79%です。
量産での部品製作は金型と切削が代表的な手段です。しかし、数量や材質によっては3Dプリンター出力が最適な場合もあります。3Dプリンター出力での製作で気になるのは外観ですが、下記の方法で向上させることができます。
特に外観が重要な場合は、光造形+塗装できれいな仕上がりにすることができます。3Dプリンター出力に用いる素材の色は、透明・黒・白、がメインですが、塗装することで自由に色を変更することができます。
DDD FACTORYでは樹脂・金属の切削加工から3Dプリンター出力まで、幅広くものづくりに貢献できる体制を整えております。当社では今後3Dプリンター出力の活躍の場は広がると予想されている中で、いち早く導入し、技術力を高めています。既に現在、実際に機械の中に組み込まれる部品の製作も、3Dプリンター出力にてご注文いただく機会も増えてきております。設計・試作・量産という全てのプロセスで製品開発スピードの向上に貢献できるよう、迅速な対応と短納期対応を武器に、協力させていただきます。部品製作について何かお困りのことがあればご相談ください。
DDD FACTORYの提供する3Dプリンター出力サービスは、樹脂・金属素材から最適な加工条件での部品製作をご提案させていただきます。データがあれば最短見積もり30分以内、最短当日出荷での対応が可能です。工場の状況などにより特急納期が不可の場合もありますが、試作・製作依頼先の候補として考えていただければ幸いです。
2D図面、現物からの製作も承ります。3Dデータを用意できない環境の方や手間を減らしたい方向けに、3Dデータ作成代行オプションもご用意しております。製品開発の試作、部品の製作は当社にお任せください。材料選定のご相談から対応しております。お気軽にご相談ください。