世界では3Dプリンターで建造物を作るという動きが進んでいます。住宅や橋など、今まで想像できなかった大きなものが、造形機械と材料の開発により3Dプリンターで造形可能となりました。注目度も高まっており、今後普及が期待されています。(2021年2月現在)
ここでは家を3Dプリンターで出力するメリットを2つご紹介します。
家を建てるには通常数千万円の費用がかかります。ところが3Dプリンター出力だと、100万円以下で建てることもできるようになります。その理由は、機械と材料が揃えば最低限の作業員で建てられること、無駄になる材料が少ないことなどが挙げられます。
さらに、数日という超短期間で1軒建ってしまいます。塗装や内装は別途工程が必要ですが、基本的には機械を動かして作業し続けられるので、作業スピードは格段に上がります。
3Dプリンターの特徴を活かし、曲線を描けるようになったことで、狭い土地や建築には向かないような土地形状でも家を建てることができます。さらに、既にある建築物の外壁面にプリントすることもできます。
精度や材料の廃棄性、機械のコスト、強度など実用化に向けて課題はあります。特に日本は地震が多い地域なので、耐震性については厳しい条件をクリアする必要があります。最近では、ゼネコン各社が国内で使用できる3Dプリンターと材料の開発に取り組んでいると発表しています。日本で3Dプリンターで作られた建造物が見られる日は、そう遠くないかもしれません。
※DDD FACTORYでは建造3Dプリンター出力を取り扱っておりません。紹介のみさせて頂いております。
DDD FACTORYの提供する3Dプリンター出力サービスは、樹脂・金属素材から最適な加工条件での部品製作をご提案させていただきます。データがあれば最短見積もり30分以内、最短当日出荷での対応が可能です。工場の状況などにより特急納期が不可の場合もありますが、試作・製作依頼先の候補として考えていただければ幸いです。
2D図面、現物からの製作も承ります。3Dデータを用意できない環境の方や手間を減らしたい方向けに、3Dデータ作成代行オプションもご用意しております。製品開発の試作、部品の製作は当社にお任せください。材料選定のご相談から対応しております。お気軽にご相談ください。